RIVETTS
ビンテージライダース紹介シリーズ⑩
全国的に厳しい暑さが続いておりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、このブログもそろそろネタ切れなんじゃないかと
自分自身でも思う今日このごろ…というワケにはいきません(笑)。
では早速元気にいってみましょう!!
RIVETTS
今回紹介するのはロンジャン御三家の一つのリベッツです。
以前、リベッツとチャンピオンのダブルネームを紹介したんですが
今回は100%リベッツのライダースです。
70年代後半~80年代前半のモノだと思われますが、
タグもキレイに残っており、革も裏地もミントに近い状態です!!
ヴィンテージのライダースの良さというと
やっぱり年季の入ったレザーの質感じゃないでしょうか。
このライダースはカウハイドなんですけど
見て下さい!!
このシープのようなゴートスキンのようなきめ細かなシボ感、
まだオイルも入れてないのにツヤツヤ(驚)
現行のレザーではまず出せない味わいだと思います。
そしマニアにとってたまらないのが
この“茶芯”ではないでしょうか‼︎
これは着込んでいく過程で
負担がかかったり、擦れを生じる箇所の
顔料が剥がれ落ちることによって
下地の色が浮かび上がる偶然の産物。
この黒と茶のコントラストが、
なんとも言えないアジなんです(笑)
しかも、この茶芯はすべてのレザーに起こりうるワケでなく
まだ革の鞣し加工技術が未熟だった頃のレザー(いわゆるビンテージ)に多く
見られるものなんですね~。
現在では、addict clothesさんなんかが茶芯の鞣し加工(シープレザー)を
再現していますよね。
ハンガーに吊るしておくだけじゃなく
こうやってバサッと置いておくだけでも
やっぱりライダースってサマになりますよね~